なぜいつも似たような人を好きになるのか
http://papuriko.hatenablog.com/entry/2015/12/15/192208
「妖怪男ウォッチ」のぱぷりこさんのブログに載ってた、「なぜいつも“似たような人”を好きになるのか」を読んでみた。
人にはだいたい遺伝的気質と環境要因からなるパーソナリティのパターンがあって、
それを知れば自分と相性いい相手や付き合い方がわかる、という本。
理屈はまったく納得。
己を知り敵を知れば百戦危うからず、うむうむ。
巻末に自己診断リストがついてたのでとりあえずやってみたところ…
(タイプ/ポイント、高いとそのタイプに該当)
回避性 8
依存性 9
脅迫性 5
自己愛 8
反社会 5
境界性 15
演技性 4
アスペルガー 4
妄想性 9
…なんということでしょう。
こんなにハッキリ出るとは思わなかった。
ちなみに境界性パーソナリティタイプというのは「確かな愛が感じられない」。
あー、あるな、それめっちゃある。
回避、依存、自己愛、妄想が高く出てるのも全部これに付随してるっていうのもめちゃわかる。
愛されたいって気持ちが強くなると依存っぽくなって相手に尽くそうとするし、どうせ愛されないしって思うと嫌われる前に嫌ってやるーって回避型の言動をとる。
でもやだやだ私を見てってなると自己愛強めになって、でもどうせ私のこと嫌いになるんでしょって妄想して相手にぶつける的な。
ああ、そういうことしてたわ…昔のことすぎて忘れてた。
うわーこれ重いやつじゃん。
ちなみにもう一つ、愛着スタイルの自己診断というのも載ってて、こっちは相手との関わりがどういうパターンをみせるか、みたいな。
上のパーソナリティタイプとこの愛着スタイルの組み合わせで恋愛の傾向が決まるっぽい。
スタイルは4つあって、それぞれ安定、不安定、回避、未解決。
で、結果は
不安定>回避≫安定>未解決
お、おう…。ちなみに≫は5以上スコアに差がある場合。
タイプとしては「恐れ-回避型」。愛着不安、愛着回避とも強く、傷つくことに敏感で、疑り深くなりやすいタイプ。
おう、私めっちゃ地雷物件やないか。。
まあ、我が事ながらなんでこういう結果が出たかはだいたい察しがついてる。
もう吹っ切れたと思ってたんだけど、性格にまで染み付いた習性って抜けないもんなんですかね。。
いやー自分のことでも案外分かってないもんだな…。
いまラインのやり取りしてる人たちには、たぶんまだ猫被ってる。
本当の私のこと知ったら嫌いになるんじゃない?離れていくんじゃない?って疑って試してる。
おお、これぞまさに…
でも、次会うときにはちょっと正直に話してみようかな。
私本当は重いタイプかも、とか。
気分のアップダウン物凄くあって、とか。
まだ数回しか会ってないし、傷は浅い方がいいよね。
これで離れていくならそれまでの相手なんや。
よし、次話すことできた。
ほんと、自分のことを知るのも難しいのに、ましてや相手のことを知るって大変だなー。
これはいい本だった。
パーソナリティ障害の研究の人の本だけど、これはあくまでも恋愛の傾向の話で、
病気として診断されるレベルの「障害」かどうかは素人判断できないんですよね。
ちょっと精密な心理テストくらいの気持ちで読むのがいいのかなぁ。
あと、これを分析するために相手の動作とか対応をよく見ようとするっていいかも。
会って話してるとついつい言葉に引っ張られてしまうから。
あの子はどのタイプなんだろー。気になるな。