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なくて七草

アラサー女の恋活的な何かとその周辺

夜中だからポエミーなのです

手を繋いでくれたときのことが忘れられないのです。

おっきな手で握られると、私の手なんてすぽっと収まってしまう。

それでぎゅっと掴んで引き寄せてくれたときの感触を、今すぐにでも、もう一回、味わいたいのです。

 

綺麗でも何でもない私の中を覗いた後で、可愛く手を繋いでくれたのが本当に本当に嬉しかったのです。

だって私なんて体温のあるオナホとおんなじように扱ってくれてもよかったのに、

そうする人も多いってネットで見たのに、

その日の私は自暴自棄で、もうそんな風にされてもいいんじゃない?なんて思ってたのに、

私の手を繋いでここに引き止めてくれた。

 

それからふとした瞬間に、寝る前に、仕事中に、電車に乗ってる時に、ねえもう一回って思ってしまう。

もう一回、あの手を繋ぎたい。あの手に繋がれたい。

ぎゅって引っ張られたい。

抱き枕みたいにしてむぎゅーってされたい。

首筋に顔を埋めて落ち着きたい。

 

家のぬいぐるみじゃもう満足できない。

こんなぬくもりと安心がまだ私に許されるなんて思わなかった。

 

もう一回って、何度も何度も望むけど。

でも私はどうしたらいいんだろう。

次会う時はデートだねって笑うあの子に、どんな顔で会えばいいんだろう。

誰でもいいから手を繋ぎたいってあの子の手を取るのは、どうなんだろう。

もう一回って自分からおねだりするのはどうなんだろう。

 

決断しなくちゃいけない、それも割と近いうちに。

苦しい、人肌恋しい、寂しい、寒い。

手を繋ぎたい。手を。手を。

狂おしいってこういうこと?

手を繋いで、安心がほしい。

だから会いたいんだよ。